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2010
04.02

★ベト病の対策、予防について★

Category: 未分類
ベト病における対処方法の問い合わせをいただきましたので

一度、こちらのブログでも

ベト病の予防、対策について書かせていただきますね~。


実は、我が家は最近ではベト病は殆ど出ていないんですよ(’-’*)
用土や通気性に気をつけているからかもしれません♪

(うちの在庫にある新舟さんのPaDCR、PaDDU、PaBo、イストリアクス
デュメトラム、クロアチカスにも出ていないんですよね…謎)

今回の記事を書くにあたって
どこかに一つくらいないか、探してみましたらば…

ありました!!

なんと、額縁プランターの中に…(汗)( ̄□ ̄;)!!

通気性が悪かったんですね(苦笑)

我が家唯一のベト病苗(^^ゞの画像を参照してくださいね。



以下の文章はヘレボルスに限ったお話ではありませんが一般的な

ベト病対策、治療法ですので参考になさってくださいね。



◆被害の見分け方


最初はあまり気にならない程度の症状なので

うっかりすると被害を広げてしまいます。

葉が所々黒くなり、 次第に大きくなって、

葉が粉にまみれたように汚れます。

この写真はベト病の症状の一例です。
beto1.jpg


黒い病斑が葉脈で区切られていたり、

ボツボツが葉脈に沿うようにして現れたり、

一面がべったり黒くなったり、症状は様々です。


症状が悪化すると、次第に葉一面が金属のような光沢感のあるブロンズ色になり、

葉裏をみると、白い粉をまぶしたように胞子がびっしりついています。

beto2.jpg

同じ株の普通の葉と比べるとこの通り。

beto3.jpg



黒い病斑点ですので

不治の病「ブラックデス」と見間違えやすいかもしれませんが、

ブラックデスは花首や茎に油性マジックで書いたような線が出てきます。

よく見ると違いが分かります。

beto4.jpg

↑この画像なんてドキっ( ̄□ ̄;)とするでしょう?
私もいまだにブラックデスかと思ってドキッとします。

でも全体をみるとブラックデスではなくベト病だと分かります。

ベト病は葉やホウ葉だけではなく花弁にも病斑点は出てきますが
花首はきれいです。


ブラックデスはウィルスなので、カビ系ではありません。
株全体がひきつれたように縮んでそれはそれはおぞましい姿になります。

もし粉っぽいものが見られたら、最悪の事態は免れました!
「ベト病」か「灰色カビ病」を疑ってくださいね。

灰カビはこんな感じ。
haikabi1.jpg
haikabi2.jpg

灰カビは役目を終えた古葉などに出た場合は
あまり深刻ではありませんのでカットして捨ててくださいね。



不治の病かどうかご自分で判断しかねるときは、

まず、病気の株を健康な株と隔離して置いてください。


そして弊店にメールか、あるいは信頼のおけるベテランのご友人などに

画像を見せてお尋ねくださいね。



さて。


ベト病が発生しやすい時期は、3~11月。

多雨や曇天が続いたときに発生しやすいです。

雨が多い春先や秋に多発します。

活動期は11℃~30℃と幅が広いので真冬以外は発病します。

しかも!!ベト病の菌は枯れ葉の中で,卵胞子という

特殊な胞子をつくって冬を越します。

暖かくなった頃、雨で卵胞子は発芽し,分性胞子になり

これが発芽して動き回り、葉裏の気孔から侵入して発病させます。


つまり一年中なくならないと考えていいと思います。

ご注意ください。

英語ではDowny mildew。



◆対処法

病気にかかった葉は全て除去し処分します。

(移るのでカットした葉はすぐビニールに入れて密封、廃棄してください)


ベト病は茎などにも潜伏しますので患部の葉だけではなく、

できれば地上部に出ている物は全部をカットすることが望ましいです。


弱い株などで心配なときは新芽は残してカットし消毒、

その新芽が大きくなったらまたボツボツが出てきますので

カットして消毒、を3~4回繰り返します。

地上部全部カットするより治るのに時間がかかります。


早ければ1ヶ月で治りますが、

環境によっては2~3ヶ月以上かかる場合もあるようです。


薬剤は、初期症状でしたら新薬のアミスターがお勧めです。

アミスターは小さいものがないのでお高いのが難点です。

ダコニールでもいいと思います。

もしダコニールで効かないようでしたらアミスターをお試しくださいね。

ダインなどのてんちゃく剤を入れると良いようです。


末期症状でしたら、ダイセン・ダイファー・マンネブダイセンなどを散布します。

リドリルMZ水和剤がお勧めです。1週間おきに2~3回薬剤 を散布します。


これは強いお薬ですので、人体にあまり良くありません。

皮膚や目に刺激が強いので使用時は眼鏡と手袋着用のこと。

他の薬品と混ぜることも危険です。

あと、爆発する?らしいので火気厳禁です。

末期症状で、どうしてもひどい時だけ使用しています。





◆予防策


調べてみると


・用土の水はけの改善

・風通しを良くする

・株元を清潔に保つ

・ 株に水をかけない

・十分な日照を確保する

・窒素過多を避ける

・密植を避ける


などなど、他の病気の対策と殆ど同じです。


他のカビ菌と違ってベト病の菌にはセン毛があって、

動物のようにワシャワシャ動いているのだそうです。

そのため、雨天が多いときに

株や空気中の水分を伝ってあっという間に被害が広がります。

20度前後で雨が多いとき(まさに今!!)に要注意です。


感染した株を発見したら、病気の株だけに薬剤を散布するのではなく、

お庭全体に予防薬などを噴霧しておくと一安心です。



ベト病はしつこい病気だと聞きますが、株に体力さえあれば

必ず治る病気ですので根気よく治療してくださいね。


お花には何の罪もありません。

それがとても心苦しくてなりません…


皆様のお庭でまた来年綺麗なお花を咲かせてくれますように…(’-’*)



簡単ではございますが、ベト病について

参考にしていただけたらと思いますm(_ _)m
コメント
これほど詳しく書いていただくと、
対処法も含めて落ち着いて対応出来ます。

しかし、空気中の水まで伝わって繊毛でワシャワシャ動くって、
気持悪い菌ですね!
雨が多い今季は、本気で温室が欲しくなりました。

ショップ運営や仕事の復帰で、
疲れや体調悪く、気持も落ちていた中、
よいしょ!っと頑張っていただいて、ありがとうございました!

momongadot 2010.04.04 20:51 | 編集
>セン毛があって、動物のようにワシャワシャ

・・・きょえぇ~っ!ゲジゲジを連想してもうた~(><)。
先日はダイレクトだったけれど、今日は一般公開してみました。
よかったら、見てね。
メイdot 2010.04.04 22:15 | 編集
カキコミありがとう~

足があるから動物に近い菌なんですかね??

ベト病、数年前に私のお庭でも蔓延してしまって、
ブラックデスより怖いかも、って真剣に悩んだことがあって。

必死で調べてからはあまり怖くなくなりました。

知ってると少し心に余裕が出来て
うまく対処できるようになるよね(^^)

メールのお返事明日書くね、しばしお待ちを(’-’*)
あやdot 2010.04.04 22:42 | 編集
ベト病、感染が早いのは足があるからなんすね~。
タチが悪いよね。。

でも必要以上に恐れることはないので
皆さんにじっくり腰を据えて治して欲しいと思って書きました。


この前はメールありがとう(^-^)

私が一番言いたかったことを分かってくれて
うれしかったよー。

ブログに書いてあるかなと思って昨日今日も見に行ったんだよ(^-^)
今日はもうPC消すので明日見に行くねー。
あやdot 2010.04.04 22:49 | 編集
こんばんは!

ベト病、ブラックデスの対処法はとても勉強になりました。
ありがとうございます。
うちのヘレボも病っぽい子もいます…
殺菌を怠らずに元気な子に育てたいと思っています。
タダ私、飽きっぽい性格でこの時期になると面倒見るのがおっくうになってしまいます…(プロミックは一回り施肥をしました)

またいろいろな情報を教えてくださいね。

merodot 2010.04.06 20:36 | 編集
おはようございます♪

この前は突然の書き込みごめんなさい~~(^m^)
あのお写真を見たらついつい…(笑)

meroさんの地方でもベト病が出ていますか。

今年はこんな気候ですから蔓延しやすいのでしょうね。

私もお薬は極力使わないんですよー。
容器を洗うのも面倒だし(笑)

(今年はあのナーサリーがあんなだから仕入れたものをハウスに入れる前に噴霧していたけど…汗)

もっぱら微生物の活躍にまかせっきりです~(^m^)

冥王堂でも微生物資材を扱いたいな♪
あやdot 2010.04.08 08:14 | 編集
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